【女性の防犯対策その2】家の防犯(不法侵入、盗聴)

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痴漢や不審者遭遇などといった被害は家よりも外で起こることが多いもの。

しかし女性を狙った犯罪はこれだけにとどまらず、自宅にいてもストーカーや不審者による不法侵入、盗撮や盗聴といった被害を受けることがあります。

場合によっては長期にわたる被害を受け、精神的肉体的ダメージにつながることも……。

こういった被害にあわないためは、家で起こりうる女性を狙った犯罪を未然に防ぐことが大事です。

ちょっとした心がけで予防できることは多くあります。今回はその方法をご紹介。

一人暮らしの方や、近隣に不審者情報が多く聞かれる地域などは特に率先して被害防止対策を行っていきましょう。

まどか
賃貸住宅に一人暮らしですが、訪問販売がとにかく多くて。

あまりにしつこくインターホンを鳴らすので開けたら、今度はトイレを貸してくれとか言われて気持ち悪くて……チャイム音が鳴るたびビクビクしています。

防犯部長まさる
それはとても怖いですね。若い女性が一人暮らしをしているとわかると情報が共有され、似たような被害が立て続けに起こることがあります。

引っ越しするのが一番いいですが、それ以外でできる対策もありますので早速防犯対策をしていきましょう。

女性の一人暮らしはなぜ危険なのか?

女性の1人暮らし

女性の一人暮らしは、他の住環境より高い防犯意識が重要といわれています。その理由として

  • 在宅時女性一人になるため、家で何かあっても助けを呼びづらい
  • 女性ゆえ、性犯罪などの対象になりやすい
  • 男性にくらべ力に劣り、抵抗しづらい

等があります。

特に若い女性は狙われやすいため、意識的に防犯をしていく必要があります。

さらに社会経験の少ない、一人暮らしを始めたばかりの学生や会社員などは、家での暮らしも初めてのことばかりなのでわからないことが多く、どう対応して良いのかわからず悩みがちです。

「不法侵入」「盗聴」の違いと特徴

女性の家で起こりうる犯罪として最も避けたいのが「不法侵入」と「盗聴」です。

不法侵入とは
正しくは「住居侵入罪」。住居内に正当な理由なく侵入する犯罪行為で、未遂であっても処罰対象。

女性宅を狙った場合は

  • 女性の帰宅にあわせ強引に玄関から侵入する
  • 来客を装い侵入する
  • 玄関や窓から施錠に関わらず侵入する

などがあります。

盗聴とは
本人に知られないように発せられる声や音を聞いたり、録音したりすること。

プライバシーの侵害に当たるものの、盗聴機器の性質上そのほとんどが無線盗聴となり、その電波が届く範囲なら誰でも声や音を聞くことができるため、盗聴そのものは犯罪行為とはならない。

盗聴器の構造は簡単で設置も容易、一度設置することで半永久的に使えるなどの理由から賃貸物件での被害が多く、そういったエリアには捜索や除去を行う専門業者もいます。

ちなみに「盗撮」は本人の了解を得ずに隠し撮りをする行為で、これは公共の場での被害が多め。もし家に設置される場合は設置場所等が難しくなるため、本人の了解があって家に入ることができる顔見知りが行っている可能性が高くなります。

こんな人が狙われる!?「不法侵入」「盗聴」被害にあいやすい特徴

防犯意識が低めである

「有名人ではないし、私や私の家が狙われるわけはない」と、ひとごとのように油断するのはNG。女性ならこれら犯罪は誰でも起こりうると考え、自宅の防犯を意識的に行いましょう。

防犯意識が低い場合にやってしまいがちな行為としては

  • 多少の外出なら(近所のコンビニなど)施錠しない
  • 2階以上の物件なので、留守時窓を施錠しない
  • 来客にその都度(ドア越しも含め)応じる
  • 帰宅時にイヤホンやスマホを使ったり、酔っぱらったりしていることが多い
  • 在宅時、施錠を忘れがち

などがあります。これらはちょっとした心がけで改善できますので、もしやってしまっている方がいれば、今からすぐに実行しましょう。

セキュリティーのあまい物件に住んでいる

犯罪の多いエリア、家賃の安い賃貸物件などはそれ相応の理由があります。安さは確かに魅力ですが、女性が一人暮らしするには向かない条件も多いものです。

  • 一階に住んでいる
  • 周りに街灯がない
  • ベランダが人目に付きにくい
  • 洗濯機を屋外に置いている
  • インターホンは昔ながらの簡単なタイプ(音だけのもの、受話器タイプのもの)

「不法侵入」「盗聴」被害を防ぐ防犯対策

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賃料が多少高くても防犯優先で!

一人暮らしの賃料はできるだけ安く抑えたいものですが「女性の一人暮らし」では身の安全を第一に考えて、セキュリティーがしっかりした物件を選ぶのがいいでしょう。

日々の生活が安心できなければ、せっかく家にいても休まることはできません。

特に犯罪の多いエリアは避けたいもの。地域別の犯罪発生状況等はインターネットの口コミサイトや地元の住宅サイト、警察や自治体HP等で確認できます。

防犯部長まさる
近所に知り合いがいればアドバイスをもらうのもいいでしょう。やむを得ずそのエリアしか選べないという場合は、以下を参考にしっかりとした物件を選びましょう。

「女性専用物件」や「2階以上」「モニター付きインターホン」「屋内洗濯機置き場」などの条件を探そう

「女性専用賃貸物件」は最近多くオートロックやホームセキュリティーなどがついた、防犯性の高いものとなっています。

その分賃料や管理費が高めですが、同じように防犯意識の高い女性が多く住んでおり安心感があります。

ただし友人や恋人など男性の来客が多い人は借りられなかったり、クレームにつながったりすることがありますので注意が必要です。

「2階以上」は屋内に容易に侵入されるのを防ぐことができます。ただし隣家が近いなどの場合はその限りではありませんので下見を行いましょう。

「モニター付きインターホン」は最近増えており、チャイムを鳴らしたときに玄関前の様子がカメラで確認できるものです。

カメラで対応する必要がないと判断できれば、居留守も可能です。オートロックのない家や来客の多い家(訪問販売など不要な来客も含め)は絶対に欲しい設備です。

「屋内洗濯機置き場」は最近ではほとんどの物件で対応しています。

屋外にあると女性が住んでいることが洗濯物からばれたり、それらを盗まれたり、盗聴器の設置に利用されたりすることがあります。絶対に避けたいものです。

防犯性の高い玄関鍵を使おう

賃貸住宅の場合、入居者が変わった時点で鍵交換がされていなければ、前の入居者が合鍵を作っていることで簡単に開錠できてしまい、不法侵入等のリスクがでてきます。

ただし鍵の交換は必須ではないため、入居時に相談しておくのがいいでしょう。

鍵交換の費用負担は状況次第ですが、犯罪を未然に防ぐための交換であれば、借り主が負担するケースが一般的です。

最近は複製されにくい玄関鍵や開錠にスマートフォンを用いる玄関鍵、指紋認証の鍵など、防犯性の高い鍵がたくさん出回っています。高い防犯率を持つものほど高価になりますが、玄関鍵の交換が自分でできるものもあり、それなら比較的安価で高い防犯が期待できます。

窓ガラスに後付けする鍵や、ガラスを割れにくくするシートなどもあります。これらは住宅退去時に取り外せるため賃貸住宅でも簡単に取り入れられます。

「盗聴されているかも?」と不安になったら

盗撮や盗聴はどんなときでも気付かれずに行われていることがあります。

ただ、普段の生活でその可能性を常に疑っていては精神的に落ち着きません。そのためこれらを疑う目安として「心当たりがある」出来事を見逃さないようにしましょう。

  • 友人関係や恋人関係などでトラブルがある
  • 盗聴や盗撮をしていることをほのめかす発言や接触をしてくる

    (本人しかしらない部屋での出来事が会話で出てきたり、ポストにその様子を書いた文書を入れたりなど)

  • 帰宅時に後をつけられる、部屋の外に常に怪しい車や人がいる

盗聴器の発見は自分で怪しいと思う場所を探すのもいいですが、素人では難しいことも。そういう時は専門家に相談するといいでしょう。

住まいへの不法侵入者や盗聴行為は日々のちょっとした気のゆるみから起こりやすいものです。安心できる家であるためにも、家への防犯意識を高く持つようにしていきましょう。




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