「カゴダッシュ」で被害増!業界が恐れる万引の手口

カゴ




カゴごと万引きをする「カゴダッシュ」。通常の万引きと違い被害額も大きく、店舗側は試行錯誤しながら効果的な対策を模索しているところも多いと思います。

今回はカゴダッシュをはじめとする万引の手口と予防策について考えていきましょう。

高1男子を「カゴダッシュ」万引きで逮捕

9月3日、京都府警東山署は窃盗の疑いで南丹市在住の高校1年の男子生徒(16)を逮捕しました。この男子生徒は商品が入ったカゴごと盗んだ疑いです。

事件は8月20日午後11時50分頃、京都市のコンビニエンスストアにおいて別の男子生徒(別件の窃盗容疑で逮捕)と共に、買い物カゴ2点に即席ラーメンや缶チューハイなど計26点を入れ、会計をせずにそのまま逃走しました。

被害総額は約4000円とのことです。男子生徒は「ラーメンが食べたかった」と容疑を認めています。

東山署によると、男子生徒は店のカゴに商品を入れ逃走する万引を「カゴダッシュ」と呼んでおり、別の男子生徒が店員の注意を引き、その隙に犯行を行っていたとのことです。

若者の窃盗犯罪を防ぐために防犯カメラを

今回のニュースのポイント

少年二人が共謀し万引をしたニュースです。商品をカゴごと盗み「カゴダッシュ」と呼ぶさまは、遊び感覚で軽い気持ちで犯行に及んでいることがよくわかります。

実際にこの手口は若者が友人と一緒に行うことが多く、ニュースの事例のように役割分担をしています。

別の仲間に店の前で車で待機していてもらい、そのまま逃走するというケースも少なくありません。

過去に「カゴダッシュ」の被害に気付いたコンビニのアルバイト店員が犯人を追いかけ、もみ合いになった末刺殺されるという事件がありました。

万引対策とともに、店員の身の安全を守ることも考える必要があります。

犯罪防止とともに人命も守るための対策を。

万引の手口「カゴダッシュ」とは?

商品の入ったカゴをレジを通さずにそのまま持ち去る万引の手口は「カゴ抜け」または「カゴダッシュ」と呼ばれています。

この手口が注目されるようになったのは10年ほど前。少年たちがゲーム感覚で行うようになってからです。

そして最近再度増えてきたのは、レジ袋削減のためにマイバックを推奨しレジ袋を有料化する店が増えたことが影響しているようです。

以前まではレジで精算してレジ袋を貰い、荷物台でレジ袋に入れる流れが普通でした。

しかし最近は持参した袋に入れる客が多くなったため、レジを通さずに荷物台に商品の入ったカゴを持っていき、堂々と自分のバッグに入れることに不審な目を向けられなくなってしまったのです。

マイバックを持参する人が増えるにつれて、この万引きが発生する確率が10%近く増加してしまった店舗も報告されています。

どうやって阻止する?!

この手口を阻止するための対策として精算前と清算後のカゴの色分けを取り入れた店舗もあります。

荷物台に精算前のカゴを置くと目立つため、堂々と商品をバッグに入れるのを防ぐことができます。

また清算後は取っ手はついていないカゴを渡されるお店もあります。

持ちづらく使い勝手は良いものではないのですが、カゴダッシュやカゴの盗難が多い店の場合は苦肉の策として導入しているようです。

通常の万引き対策ももちろん並行して行う必要があります。見通しの良い店内、整理整頓された棚、店員の積極的な声掛け、防犯カメラなどのセキュリティシステムの導入は万引に有効です。

万引の被害は店舗の売り上げに大きく影響することがあります。一つの対策だけではなく、様々な対策を何重にも行うことが効果として繋がっていきます。

万引の対策とともに、犯罪が起こしにくい店舗になるよう店全体で一致団結する必要があるのです。

【ニュース引用元】
Iza > 「ラーメン食べたかった」コンビニで“カゴダッシュ” 高1男子を逮捕

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