避難区域で骨董品の窃盗繰り返した男逮捕




東京電力福島第1原発事故で全町避難している福島県大熊町はゴーストタウンと言われ、人が誰もいない状態になっています。

そこに付け込んで誰もいなくなった民家から金品を盗み取るというあくどい犯行を後を絶たないようです。

今回もそういった事件の一つです。

大熊町で数え切れないほど民家の骨董品盗む

東京電力福島第1原発事故で町民が全町避難している福島県大熊町の民家から骨董品を盗んだとして、福島県警双葉署は27日までに盗みの疑いで、いわき市在住の男性を逮捕しました。

容疑者の自宅や車からは骨董品や美術品約470点を押収されました。

容疑者が避難区域内で空き巣を繰り返していた疑いがあるとみて捜査をすすめています。

逮捕容疑は3月26日午後2時頃、大熊町大川原の居住制限区域にある民家に侵入しキセルや皿など4点(2万9000円相当)を盗んだ疑いから始まりました。

容疑者本人は「2012年10月ごろから、大熊町で数え切れないほど盗みに入った。骨董品が好きでやめられなくなった」と供述しているといいます。

県警によると容疑者は住宅設備関係の会社に勤務し、大熊町から帰還困難区域への立ち入りも許可されていたとのことです。容疑者は日中、仕事の合間に骨董品の盗みを繰り返していたとみられています。

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今回の事件のポイント

今回の事件のポイントはまず、通常の民家を狙った空き巣ではなく原発事故から全町避難している地域を狙い、町に誰もいないことを狙って趣味の骨董品をあちこちの民家から盗み出したということです。

当然全町避難している町に近づく人はほとんどいませんから、民家から自分好みの骨董を盗み出すことはたやすいことでしょう。

しかしながら、町自体に誰もいなくとも原発事故直後から窃盗被害が多発したことから防犯対策はきちんとされていたようで避難区域を抱える各自治体は防犯カメラを設置し、警戒体制を強化していたということです。

今回の事件では、大熊町が今年1月に運用を始めた56基の防犯カメラの映像からこの容疑者が浮上したということで十分に犯罪を取り締まる役割は持っていることが伺えます。

しかしながら、着の身着のままで避難しなければならなかった町民にとってはこのような空き巣被害のニュースは鞭打たれるような思いでしょう。

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今後の対策とは

立ち入り禁止区域であることから常時警備員などが見回ることができない以上、このような無人でできる防犯カメラなどの防犯対策に頼るよりないというのが現実です。

現状でも56基の防犯カメラを避難地域に取り付け、そこから今回の事件も摘発されるなど犯罪には十分に効果を持っていると思われます。

民家1軒1軒に防犯カメラを取り付けるのは不可能ですが、今後も防犯カメラを増やすことによって更なる被害は防げるものと思います。

またこのような事件が明らかになると犯罪抑制効果にも繋がるものと期待したいものです。どうしても無人の街というと犯罪者にとっては空き巣し放題に思われがちです。

今回ニュースで「防犯カメラを56基とりつけている」とあえて数も含めて発表したことは犯罪抑制に繋がることと思います。

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非難地域でも窃盗は起こりますが、その中でも防犯カメラは犯罪の抑止力になります。
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