電気だって”財物”!盗んだら立派な犯罪です




最近喫茶店などで、スマートフォンやパソコンを充電できるよう自由に使えるコンセントが設置してあるお店が増えてきました。その他に街中を探してみると使用できそうなコンセントが見つかると思います。

サービスとして提供されている以外の電気を勝手に使用することは犯罪なのは知っていますか?今回は電気窃盗について紹介したいと思います。

延長コードで隣家の電気を盗んだ男を逮捕

6月21日、兵庫県警尼崎東署は、兵庫県尼崎市在住の無職、男性(31)を、住居侵入と窃盗の容疑で逮捕しました。延長コードを使用し隣家の男性方から電気を盗んだ容疑です。

容疑者は自宅のマンションの隣に住む男性(40)宅に侵入し、延長コードを使いベランダの電源につなぎ、昨年12月30日以降数か月間において電気を盗んでいました。盗んだ電気はテレビなどに使用していたとみられています。男は大筋で容疑を認めているとのことです。

尼埼東署によると、被害にあった男性は2、3カ月前より電気料金が高くなったと感じており、6月20日に延長コードが部屋のベランダから隣の部屋に伸びているのに気付き発覚しました。

関連記事空き巣はどうやって留守を確認してるの?外出時には注意!

今回のニュースのポイント

隣家の電気を勝手に使い逮捕されたニュースです。さらに電気を盗む用の延長コードを引くために住居侵入をしています。

容疑者が使用した電気代を被害者が払っていたのですから、容疑者自身電気を盗んでいる自覚があったことは容易に想像できます。

関連記事防犯カメラに下着の窃盗犯が映って逮捕

電気を盗んだら窃盗になるの?

窃盗の対象になるのは”形があるもの”が基本的な考えのため、電気窃盗は窃盗の中でも特殊であるといえます。電気はたとえ形が無くても管理できる「財物」であるため、盗めば窃盗罪に問われます。

歴史に少しふれると、電気窃盗が初めて問題になったのは明治時代。当時は「財物」の考え方がまだ曖昧だったため、電気を盗んだ人が裁判で無罪になってしまうという事例が発生しました。その後刑法245条において「電気は財物とみなす」と規定され、電気窃盗は罪になることが確立しました。

電気を盗まれないためには?

携帯電話の充電が切れそうだからと勝手に電気を使うことは、例えそれが数円の電気代だったとしても窃盗罪です。ただお店側の好意で見て見ぬふりをしてくれている場合もあります。

しかしこの影響で電力を多く使用する季節はブレーカーが落ちてしまったり、本来の目的の為に電気が使えず困る場合もあります。冷蔵庫のコードを抜かれコンセントを使われた、という悪質なケースもあるのです。

対策として鍵付きのコンセントカバーの設置やコンセントを配線から外し使用出来なくしたり、該当箇所が多いなら防犯カメラの設置も良いでしょう。

言うまでもなく他人の家の電気を使うことも罪になります。屋外に他人が使用できそうなコンセントがないか確認しましょう。家に侵入してまで電気を盗む人はそう多くはありませんが、侵入されにくい対策はきちんとしておきましょう。

海外では電気窃盗が大きな社会問題になっている国もあります。私たちも電気は価値があるものと改めて認識し、常識を持った使用方法をするようにしましょう。

防犯意識を高めるための対策を

【ニュース引用元】
産経WEST > お隣からコッソリと… 延長コードで電気盗 兵庫・尼崎の31歳男逮捕

隣人にご注意。延長コードは電気を盗むために使われることもあります。
仙台の防犯専門会社セキュリティバーンズへご相談ください。