虐待で転落死…?どうやって利用者の身を守るのか




老人ホームでの虐待のニュースが度々報道されるようになりました。

介護される老人は認知症を患っていることも多く、実態がなかなか明るみに出ることがありません。

施設職員の現状から施設側の対策について考えていきたいと思います。

川崎市の老人ホーム虐待、入居者家族が状況を語る

昨年11月から12月にかけて高齢の入居者3人が相次いで転落死した川崎市幸区にある介護付有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」。

この施設では他にも職員による入居者に対する暴行が確認されており、当時85歳だった女性が虐待を受ける映像が家族によって公開されました。

映像を公開した男性の母親は入所して3年半。異変を感じたのは約3年前で母親が暴行を受けたと訴えたことがきっかけでした。

男性はICレコーダーを母親の室内に設置し、音声を記録。母親の顔からの出血があった際、音声で暴行していることが分かり施設に訴えましたが、施設側は相手にせず職員は声を荒げ否定したとのことです。

その後川崎市へ報告しましたが音声だけでは証拠にならないとし、男性は映像の撮影に変更。その映像から職員による母親への暴力と暴言が確認されました。

今回の転落死について利用者への説明などは一切なく、事故は報道で知ったとのことです。男性は施設に対して告訴する予定です。

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今回のニュースのポイント

相次ぐ転落死に続き、他の入居者に対しての虐待が確認されたというニュースです。

この施設においては、事件・事故が多発しており警察の捜査が進められています。3件の転落死に加え、浴槽内の死亡、職員の窃盗も確認されています。

今まで表面化されなかった背景には、被害者が認知症を患っていることも多く訴えることができなかったことが関係しています。

施設職員の過酷な仕事環境

高齢者の虐待は年々増加しています。要因はこれらの施設で働く従業員の労働環境が必ずしも良くないことが挙げられます。

介護を必要としている人が増える一方で、介護する職員が圧倒的に人出不足になっています。

せっかく介護福祉士の資格を取得し現場で働くことになっても、理想との違いにショックを受け退職する若者も多いといいます。

国が定めた職員数を下回る施設は全体の約半数とのデータもあり、例え問題がある職員がいたとしても施設側は容易にやめさせることができないのです。

介護報酬の引き下げもこの状況をさらに悪化させているといえるでしょう。そのような中で日々勤務の苛立ちを利用者に向けてしまう、丁寧な介護が出来ない状況になっているのです。

施設側が出来ること

従業員の労働環境を一気に改善することは簡単ではありません。

しかし虐待などの従業員の犯罪も少なくないことから、施設側は可能な限り従業員とのコミュニケーションを図り現場の状況を把握することが大切です。

また施設を綺麗にし清潔に保つことは犯罪を起こしにくくし減少させるといわれています。ゴミなどの管理だけではなく、建物内の匂いや職員の服装などのチェックも行いましょう。

監視カメラは単純に数を多く設置するとプライバシーの問題にも関わってきます。しかし適切な設置は犯罪を抑止するだけではなく、利用者家族に安心感を与えることにもなります。

家族が施設に入居している場合、このようなニュースを聞く度に不安に駆られるでしょう。

利用者や家族に対して施設の取り組みや現状を伝えることはとても大切なことです。

虐待などの犯罪のない、安心して利用できる施設にするために何が出来るのか、考え続けることが求められているのです。

防犯カメラにはレンタルもあります。

【ニュース引用元】
Yahooニュース > 川崎老人ホーム虐待「何十回も」入居者家族実態語る

安心して施設を利用するためにも、しっかりとした対策をとりたいものですね。
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