増える高齢者虐待 SOSを見逃さない!




日本の高齢者人口は増え続け、4人に1人が高齢者の時代になりました。それに伴い認知症患者も増加、そして高齢者虐待も増加しています。

他人ごとではないこの事実に関して、私達が知るべきこと、そしてできる対策が何かを考えていきたいと思います。

介護に悩み…高齢者の家庭内虐待、最多は息子 2番目は夫

和歌山県の発表によると、平成25年度に県内で確認された家庭内における高齢者の虐待件数は131件となり、7年前の調査開始以来、最も多かったことがわかりました。中でも目立ったのが高齢の女性に対する息子や夫からの虐待でした。また特別養護老人ホームにおける職員による高齢者虐待も1件確認されました。

県長寿社会課は、各市町村の地域包括支援センターへの相談を呼びかけ、職員や従事者への研修に力を入れたいとしています。

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今回のニュースのポイント

高齢者虐待の件数が家庭内でも施設内でも増加しています。市町村が把握している件数の影にまだ報告されていない明らかになっていない事例を含めると、数倍もの件数になる可能性もあります。

虐待は加害者が家族によるものと施設職員によるものと大きく2つにわかれますが、どちらも増加している原状です。

防犯カメラの導入例

虐待の実態とは?虐待をする家族と職員

厚生労働省によると平成25年老人ホームなどの介護施設での職員による高齢者虐待の数は7年連続で増加、前年度比で43%増え223件報告されています。また家族らの虐待も3年ぶりに増加し1万5731件となり、被害者の多くは生活に支障のある認知症患者だったことが分かっています。

ここまで増加してしまう虐待の原因は何でしょうか。

家族らによる虐待は介護疲れが大きな原因です。在宅介護の場合、高齢者と介護者が二人きりで住んでいる場合も多く、介護サービスなどを受けていない場合は原状が外に分かりづらく閉鎖的環境になります。介護者のやり場のない思いやストレスを吐き出せずに、虐待に及んでしまうのです。

また介護職員による虐待の場合は、施設の閉鎖性に加え、労働環境への不満の矛先が高齢者に向かってしまうことが原因です。職員への教育、高齢者への深い理解が必要ですが、人出不足の現場ではそこまで手を回すことが厳しい現実があります。

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高齢者を守る、介護者を守る

虐待は閉鎖的環境で起こります。周りの人たちが積極的関わり状況を把握することが大切です。在宅介護の場合は介護者が1人で抱え込まない状況を作ることです。地域の相談センターはもちろんですが、近所や親戚や当事者に関わりがある人達が声をかける、気持ちを聞いてあげることが一番の対策になります。

介護施設では実態を把握するために監視カメラや録音機を設置することは有効な手段です。高齢者がSOSのサインを出していないか家族などが気にかけてあげることで虐待に気付くこともあるのです。

高齢者介護を周りの人たちが他人ごとと思わないこと、そして地域や社会全体で介護について考えていき、虐待を防ぐ環境を作り上げていくことが今後の課題といえるでしょう。

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【ニュース引用元】
産経WESY > 介護に悩み…高齢者の家庭内虐待、最多は息子 2番目は夫 

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