介護付老人ホームでの虐待…犯人は未成年のスタッフだった!




全国各地で相次ぐ施設での虐待。そしていつも被害者となるのは助けを呼ぶのがままならない高齢の利用者たちです。今回仙台市で発生した虐待事件から、改めて虐待について考えていこうと思います。

仙台市の有料老人ホームで虐待!過去にも事件が…?!

仙台市にある介護付き有料老人ホームで発生した虐待事件において、仙台北署は12月10日までに元職員の男性を暴行の容疑で書類送検しました。

事件は今年の8月上旬、仙台市青葉区の介護施設「ベストライフ仙台西」において、入居している80代の女性の腹をつかんだ容疑です。

当時この男性は19歳でした。職員による入居者への虐待に関する寄せられた情報をもとに、この老人ホームの運営会社「ベストライフ」がこの男性を9月に懲戒解雇。その後仙台北署が捜査を進めていました。

この老人ホームでは、8月31日にも別の男性職員が入居している90代の女性の顔を叩き大けがを負わせ、虐待の容疑で逮捕されました。

この職員は傷害罪で起訴され、罰金50万円の略式命令を出していました。

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今回のニュースのポイント

仙台市の介護施設で発生した虐待事件のニュースです。事件当時は19歳だった元職員による犯行。

入居者の介護をするには体力も重要である介護職の仕事において、力も元気もある若い職員は重宝されます。

しかし方向性を間違ってしまうと、抵抗できない弱い立場である利用者に対して、言葉ではなく力でねじ伏せたり暴力によってストレス発散のはけ口になってしまい、それが日常化してしまう闇の現状があります。

この老人ホームでもこの若い未成年の職員が暴行する前にも、20代の職員が手をあげ罪に問われていました。

職場全体で虐待が日常的に行われていたことが分かります。大切なことは職場全体で虐待を起こりづらい環境にしていくことなのです。

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どうすれば虐待を防げるのか??

施設における虐待はなかなか無くなることはありません。SOSを出すことが難しい入居者に対して行われる虐待は明るみに出にくく、自体が悪化してしまうこともあります。

職員の不足もあり、職員一人に対する負荷も軽くないため、労働環境が良くない施設もあることから「虐待をやめよう」といくら論じても根本的な解決にはならない現実があります。
しかし施設の工夫などによって虐待を減らしていくことはできます。

施設側は現場で働く職員や入居者、施設の様子をしっかりと把握することが大切です。

入居者の家族は少しでも不自然な点を見つけたらすぐに確認をしましょう。

施設における防犯カメラの設置については、プライバシーの観点から賛否両論あるのも事実です。

しかし監視する意味というのは決してデメリットばかりではなく、こうした事件を抑制することにも高い効果があります。

虐待によって心にまで深い傷が残ります。こうした被害にあう人を少しでも減らせるよう安心できる施設環境を整える必要があるのです。

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【ニュース引用元】河北新報 > 介護施設で入所者虐待容疑 元職員を書類送検

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