不法侵入ってどこからが不法侵入なの?

他人の家の外壁に立てかけた自転車




「不法侵入が怖い」という理由で防犯カメラを設置したい、と考える方は多いですよね。それだけ、現在の日本の治安は悪くなってきてますし、近隣住民とのトラブルも増えています。

でも、「不法侵入」ってなんでしょうか。私達が「不法侵入」と聞くと、泥棒とか窃盗とかをイメージしますが、実はもっと広い範囲を含むんです。(そもそも、泥棒の場合は「不法侵入」とは別な法律で裁かれますので、厳密に言えば「不法侵入」に該当しない、とも考えれます)

ですから、知らぬうちに「不法侵入だ」と突然訴えられることも充分あるんです。今回は、そんなトラブルを避けるために、「不法侵入とはなにか」を学んでいきましょう!

どこからが不法侵入!?不法侵入の決まりとは

まず、「不法侵入」とは、何でしょうか。国語辞典を引くと、「不法侵入とは正当な理由がなく、他人の土地・住居・建造物などに侵入すること。」とあります。

刑法では「不法侵入」という言葉はなく、それに該当するのは刑法13章第130条に規定されている

「(住居侵入等) 第百三十条  正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。」

という箇所です。

 もうちょっと簡単に言うと、「人のものに勝手に入ったり、持ち主が退去しろと言っても退去しなかった場合は逮捕できる」ということです。

不法侵入となるケースってどんなの?

しかし、これだけでは「具体的にどういう被害が発生すると、逮捕できるのか?」はよくわかりませんね。

特に、「正当な理由」ってなんでしょうか。また、マンションなどの場合は、どこからどこまでが「自分の土地や住宅なのか」がよくわからないことがあると思います。

そこで、実際にトラブルになったケースを見て行きましょう。

勝手に敷地に入る人に警告!入らせない為には

2015.02.22

勝手にチラシを配るのは不法侵入?

仕事に疲れて帰宅したら、郵便受けにはチラシの山・・・。そういう時、本当に苛立つこともありますよね。「勝手にチラシを配りやがって!」との怒りから、訴えてやりたくなることもあります。では、これは不法侵入に該当するのでしょうか?

郵便ポストに入れられたチラシ

これを考えるには、まず、刑法上「住宅地」の範囲はどこになるのでしょうか。裁判の事例では、「外側とあきらかに区別された場所」(囲繞地)へ許可なく侵入することは有罪になりえます。

つまり、住宅のみならず、庭や玄関先に勝手に入ることは刑法上は犯罪です。また、ポストなどに「チラシ投函禁止」や「セールスお断り」と掲示している場合は、持ち主の意思に反して不快感を与えると判断され、裁判で持ち主が有利になると考えられます。

しかし、マンションのような共用スペースが有るところでは考え方が難しく、共用スペースにある集合ポストにチラシを入れる行為は違法なのか合法なのか、という基準は今のところ存在しません。

 ただし、「風俗のチラシ」(いわゆるピンクチラシ)については、迷惑防止条例や風俗営業法で禁止されており、配布者は刑事罰の対象となります。

空き地に自転車をおいていたら「不法侵入」だと訴えられた?

いつもは徒歩で駅に行く人でも、急ぐ時は自転車を使うことがあると思います。しかし、駅に駐輪所がなく、仕方なく空き地に自転車を置いていたら、「不法侵入」なのでしょうか?

空き地に放置している自転車

結論から言うと、これは充分に「不法侵入」になりえます。「許可無く他人の敷地に立ち入る」ということが肝心な点なので、持ち主が訴えた場合、高い確立で有罪になりえます。

 一度だけのみならず、数ヶ月にわたって不法に駐輪所として使い続けたり、ゴミを置いておく、という行為が続いたため逮捕された、という事例もあります。

駐車場や畑を近道として使っていたら不法侵入?

ひまわり畑の中を近道に使う男性

急いでいる時は、様々なルートを駆使して近道をしたくなるもの。駐車場や他人の畑を通って急ぐ、という事もありえると思います。

このケースでは「不法侵入」には当たらないと考えられますが、軽犯罪法で軽微な罰が与えられる可能性はあります。

このように、日常で何気なくやっていることでも「不法行為」として処分されることがあるので、十分注意しましょう。

不法侵入対策する為の防犯商品はこれだけある

さて、やってしまうほうは気楽に行ってしまう不法侵入でも、被害をうける方にとっては実害を受けたり、精神的なダメージを負ってしまうこともありえますね。

例えば、

  • 隣人が庭に勝手にゴミを置く
  • 自分の持っている空き地が駐車場にされる

などです。

このようなケースでは充分に不法侵入として訴えることが出来るのですが、警察を動かすためには、証拠が必要になります。

そのため、防犯カメラを必要に応じて設置することが有効です。最近の防犯カメラは安く高性能なものが増えていますので、金銭的な負担も少なく設置できます。

まどか
トラブルがあったときは映像が強い味方になりますよね!
防犯部長まさる
そうですね。実際に、裁判でも防犯カメラの映像が決め手になり、トラブルの解決に役立ったという話は事欠きませんよ。

確かに、防犯カメラをつけることは人を信じていないようで嫌、という方もいます。ですが、一度不法侵入でトラブルになると、とても疲労することも多いのです。

そのような無用な疲弊を避けるためにも、防犯カメラの活用をおすすめしますよ!

え?まだ、対策されていませんか?一般戸建て住宅の防犯対策は、仙台の防犯専門会社セキュリティバーンズへご相談ください。