Android端末はサイバー攻撃の的になりやすい




パソコンがサイバー犯罪の攻撃対象となるのは周知の事実ですが、じつはスマートフォンもその対象になります。

中でもAndroid(アンドロイド)は、最も狙われやすいといわれています。

Androidを狙った不正アプリ

Androidは、オープンソースのOSなので、そのシステムプログラムが一般公開されています。それと同時にアプリ開発ツールも提供されています。ですので、誰でも自由にアプリを開発することができ、日々便利なアプリが誕生しています。ですが、それと同時に悪意ある第三者から不正アプリも開発されているのです。

アプリの配布方法は、Googleの公式サイトである『Google play』だけではなく、個人HPでも配布することが可能です。

Androidはユーザー数が非常に多いため市場シェアも大きいといえます。多くのユーザーがいる中、誰でも自由に開放されている状態ということから狙われやすくなるのは、必然的なことといえるでしょう。2012年には、Android端末におけるマルウェアの数は、35万個まで達しています。

不正アプリを開発する目的とは?

不正アプリに潜んでいる悪意ある目的は、以下の3つのことが挙げられます。アプリ1つで簡単に悪事を働くことができるので、インストールする際はくれぐれもご注意ください。

  • 情報窃盗目的
  • 名前・電話番号などの個人情報をスパイウェアなどで盗み取ることが目的です。

  • 金銭窃盗目的
  • 金銭を騙し取ることが目的で悪用されます。不正送金・課金などの詐欺行為が遭遇しやすい手口としてあります。

  • 悪意攻撃目的
  • ただ単純に愉快犯的なものだったり、反社会的な行為だったりとの主張として悪用される。

不正アプリは簡単に途絶えることはありません。ですので大切なことは、ユーザー側の防衛です。インストールする際は、アプリ権限を確認してみましょう。アプリ本来の目的と、アプリが端末にアクセスする権限に不自然さがあるかどうかをよく注意してみましょう。

音楽を聴くアプリが、電話帳にアクセスする権限を求めてきたらおかしいですよね。そういった面から疑うのも1つの方法です。

iPhoneも絶対的安全な保証はない

iOSは、アップル社で開発されたものであり、ソースコードが全て公開されている訳ではありません。このような点から、見えない強固な面として守られており、不正を働くためにシステム解析などが容易にできないのです。

また、アプリの配布方法も公式サイトである『Appストア』でしか入手することはできません。セキュリティ面ではより強化されたものという仕組みです。

ですが、決して完璧な守りではありません。

2009年末、初のiPhoneへのウイルス出現が報告されました。実被害のないマルウェアであり、ジェイルブレイク(脱獄)済みのiPhoneのみに感染、正規のiPhoneには心配がないとのことでした。ですが、不正アプリによってサイバー犯罪は世界規模で起きています。2011年には、米国のセキュリティ会社からiOSに感染するウイルスの存在も発表されたのです。