糖質制限されている場合の保存食




度重なる震災の影響で、保存食には多くの注目が集まっています。

災害などの非常事態を切り抜けるために、安全で安心して食べれる保存食はとても重要です。健康な方でさえ、非常時での十分な食糧確保は困難だったと聞きます。まして、食事制限がある方に至っては、そのような状況下での対応は困難を極めるでしょう。

食事制限が大事とされる病気のひとつとして、糖尿病があります。

国民病とまで言われるようになったこの病気の患者数は、約950万人にのぼるとされています。しかしながら、糖尿病の方の保存食については、情報も少なく万全な対策がなされていないように感じます。

そこで、今回は糖尿病の方の保存食について見て行きたいと思います。

東日本大震災を教訓に

東日本大震災の時は、糖尿病に対応できる保存食の準備が整っている避難所は少なかったようです。

炭水化物や塩分の多い食事で体調を壊したり、薬を服用しなければいけなくなったと言う話も多く聞かれます。やはり、支援物資に頼りながら、血糖値を上手くコントロールするのはとても困難なようでした。

このように、いざと言うときのために自分自身の体に合わせた保存食を揃えておくことが重要となります。

缶詰をうまく使って糖質制限

普段から利用している製品の中にも災害時に使えるものがたくさんあります。

例えば、ツナやマグロなどの缶詰。
ナッツ類、ビーフジャーキー、めざしなどの干物。
青汁や大豆、たけのこなどの野菜の缶詰も良いでしょう。

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災害時は電気が止まる可能性が高いので、常温保存できるものほど重宝すると思います。
塩分や、糖質、カロリーを考慮したうえで揃えておくことをお薦めします。

糖質とカロリーカットされた主食を揃える

非常時には、極力普段と同じような食事をすることで、平常心が保たれやすくなると言われます。しかし、従来の保存食や支援物資の食事では、どうしても炭水化物がメインになりがちです。

糖尿病は、炭水化物が制限されることの多い病気ですので、災害時の食事は偏りがちになります。現在では、糖質とカロリーがカットされていて、なおかつ美味しくいただける保存食が出回るようになってきました。

缶詰になっているパンや、レトルトパックのこんにゃくライスなどはその一例です。糖質カットされたレトルトカレーなども置いておくと、食事のバリエーションが広がります。

平常心を保って、災害時を切り抜ける意味でも、このような主食になるものを揃えておくと助かります。

また、普段からかかりつけの病院や医師と相談しておくことや、地域の自治体・NPOなどの情報も調べておくことが重要でしょう。
自分の体に合わせた十分な量の保存食を揃えて、災害時に困らない備えをしておくことが肝心です。

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