アルファ米の試食レビュー




アルファ米について知る

ここでは、非常食における抵抗感を少しでも緩和するために、実際に試食してレビューしてみたいと思います。

乾燥させた美味しいご飯

今回は、「アルファ米」に焦点をおいてみました。皆さんは、このアルファ米というものをご存知ですか?まずは、この米の特長からご説明していきたいと思います。

アルファ米とは、炊き上げたご飯を乾燥させてたもの。
一言で表せば、このようなことがいえます。

お米というものは、70%~80%がデンプンで成り立っています。生米としてのデンプンは、そのまま食べることに無理がありますよね。消化することも難しい状態です。これをトイレなどの設備もままならない環境で食べてしまっては、大変なことになるでしょう。

お米に水分を含ませて熱を入れ炊きあげると、美味しいご飯となります。そして、このご飯をそのまま放置して置くと硬くなるのは知っていますよね。アルファ米は、このお米の特性を活かした製法で作られた食品であり、非常食や宇宙食として…、また火を使えない環境においても活躍できることで知られています。

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アルファ米を試食してみる

缶詰に入った非常食とは違い、このようなご飯としての非常食は、どのメーカーも食器いらずで対応できるように、フィルム包装されたものばかりです。
今回は、このようにフィルム包装された《尾西食品のアルファ米シリーズ》を作ってみます。(白飯・白がゆ・梅がゆ・わかめご飯・五目ご飯・田舎ご飯・赤飯・山菜おこわ)

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調理方法はカップラーメンと一緒

1. 開封して、脱酸素剤とスプーンを取り出す。
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2. 湯または水を、内側に表示されている注水線まで注ぎ、よくかき混ぜる。
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3. 袋のチャックを閉めて、決められた時間まで待つ。
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メーカー・ご飯の種類によって若干の違いはありますが、上記の3ステップがほぼ共通する作る手順です。

それぞれの試食レビュー

白飯

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臭いのない、普通のご飯と同じような仕上がりです。
注水線ギリギリで入れてしまうと、多少ボソボソした感じでしたので、気持ち多めの水分を入れたほうが良いかと思います。
独特なクセもなく美味しいですが、甘みがあまり感じられなかったので、単独で食するにはキツいかな?という印象です。

白がゆ

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仕上がりは、普通の粥と何ら変わりはないように思います。出来上がった直後は、お米のツブツブ感が気になるので、よくかき混ぜてあげると
よりお粥らしくなるかと思います。
臭いもなく滑らかで口当たりが良いという印象です。消化機能が弱っている方には特にお薦めします。

梅がゆ

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白がゆ同様、よくかき混ぜて仕上げると、美味しく頂けるかと思います。
付属で乾燥した梅が入っているので、食べる直前に入れて上げると風味がよく出るかと思います。
梅の香りが良いので、食欲減退している方にお薦めです。

わかめご飯

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わかめがたくさん入っているので、お味はとても美味しかったです。付属のゴマを食べる食前に振りかけてください。
塩っけのあるほうが好みの方には、多少物足りないかな?と感じます。
ですが、口に入れる時にわかめの香りがフワッとするので、とても美味しいです。
口当たりも全く違和感がないので、万人受けするお味かと思います。

五目ご飯

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封を開けた時点で、フワッとご飯の良い香りがしました。
少し甘みのある味わいで、ちょっと味が薄めかな?という印象です。ですが、災害時にはこのくらいの味のほうが喉の渇きも来ないだろうから
丁度良いのかと思います。

田舎ご飯

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これも全く違和感の感じない口当たりであり、やはり少し薄めの味付けとなっています。
きのこや竹の子などの具の食感もきちんと噛みしめることができ、とても美味しく頂けるかと思います。

赤飯

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他のご飯より作り方に注意を払わないといけないと感じました。仕上がる前の段階で全体をかき混ぜてあげないと、出来上がりにムラが生じてしまう可能性があるかと思います。
出来上がったら付属のゴマ塩を掛けて仕上げます。小豆もふんわりしていますが、かき混ぜている最中に割れてしまうのが難点かと思います。
ですがモチモチした食感、そしてほんのり甘い味わいで、美味しく頂けるかと思います。

山菜おこわ

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醤油ベースの味わいで、とても美味しく感じました。香りも普通のおこわと変わりなく、時間を置いてもボソボソ感もなく美味しいです。
粉末の調味料がついているので味の調節が出来るかと思います。口当たりもモチモチしていて、おこわ好きな方でも違和感なく食べられるでしょう。

試食レビュー総括

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どの製品にも言えることですが、出来上がる前に1度、途中でかき混ぜてあげた方が良いのでは?と、個人的には思います。
注水線ギリギリですと、種類によってはボソボソ感が強く出てしまう可能性があるかと思います。
どれもキツい臭いやクセはなく、空気にさらしておかなけれれば、多少の時間をおいても美味しく味わえるかと思います。