工場の異物混入 どこまで防げるのか?

工場生産




工場におけるリスクのひとつに、異物混入があげられます。

少しの異物であっても消費者の信頼が下がり、工場にとっては大きな打撃になります。防犯の視点を含めて、異物混入を防ぐ対策を考えてみたいと思います。

キユーピー子供向けの食品にゴム片混入 2万5260個を自主回収へ

4月24日、キューピーは子供向けの食品にゴム片の混入の可能性があるとして、「キユーピー 野菜&くだものスプレッド かぼちゃとオレンジ」2万5260個の自主回収を発表しました。対象となる商品を着払いで送れば返金の対応するとのことです。

自主回収の対象となる商品は、子会社アヲハタの広島県竹原市にあるジャム工場が製造した賞味期限5月19日から11月4日のものです。

4月16日に工場職員が0・5ミリほどのゴム片の混入に気づき発覚。調査の結果、原材料となるかぼちゃにゴム片が付いたまま加工した可能性が高いことが判明しました。現在のところ、購入者による指摘などは無いとのことです。

今回のニュースのポイント

今回の異物混入事故は、ジャムの中にゴム片が混入、従業員が確認しています。非常に小さい異物ですが、約2万5千個の回収とのことで、大きなダメージがあります。

このような異物混入は大きく報道されているにも関わらず無くなることはあります。むしろ報告件数は増加傾向にあります。不安に思った消費者が注意深く商品を見るようになり、メーカーへのクレームは年々増えているのです。

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異物混入はどうして起こる?

工場での異物混入は何故起こるのでしょうか。

虫や備品、小さなゴミ。これは製造工程時に管理者が気づかないうちに入ってしまうものです。チェックの段階でも気づかず、消費者によって発見されるケースが多くあります。

また、悪意を持った人による混入事件もあります。内部犯行や外部からの侵入による悪質な犯罪です。

異物混入件数をゼロにすることは容易ではありませんが、限りなくゼロに近くするためには、徹底した管理体制が求められます。発覚した際に、いつ、どの時点でどのようにして混入してしまったのか、原因究明をし、同じような混入が二度と起こらないように原状を見直す必要があります。

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防犯の視点から考える

悪質ないたずらの場合は、侵入しにくく犯罪を起こしにくい体制を整えることで防ぐことが出来ます。工場の内部や周辺を綺麗に清掃しておくことで、犯罪を起こしたくなくなる心理が働き、また虫の大量発生を防ぐことにも繋がります。

工場によっては人員が少なかったり、製造機械の技術の向上により人手がほぼ必要ない場合もあります。防犯カメラなどの映像は事件、事故が起こった場合の原因究明にも役立ちます。

工場の規模や製造しているもの、扱うものによって柔軟に対応していくことが重要です。管理側の心がけで未然に防げるものもあります。

異物混入の報道をみて「この工場じゃなくてよかった」と思うではなく、「この工場の場合はどのような対策が取れるだろうか」と考えていくことが大切なのです。

【ニュースの引用元】
産経WEST > 子供向け食品2.5万個回収 キユーピー、ゴム片混入 広島の工場製造

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