市立の小中学校全校に防犯カメラを設置! いったい何が起きた?




子供の連れ去り事件や教師の暴行など、学校で起きるトラブルが多発しています。各自治体では学校の出入り口に防犯カメラを設置したり、保護者が市内をパトロールするなど、それぞれの対策を行っています。

そんな中、栃木県宇都宮市では、市立の小学校・中学校全校に防犯カメラを設置・運用を始めたという発表をしました。校内に防犯カメラを設置した理由や設置台数、運用方法について、まずはニュースの内容からお伝えします。

相次ぐ盗難事件

宇都宮市では平成24年から26年の二年間で、小学校や中学校に通う子供のリコーダーが盗まれるという事件がありました。被害を受けた学校は7校にも上ります。そのため、2015年9月から宇都宮市内の市立小学校、中学校全校に防犯カメラを設置し、運用を開始しました。

栃木県内では宇都宮市以外に、真岡市でも運用を開始しています。群馬県前橋市や高崎市なども、同じ取り組みを行っています。

どれくらいの台数を設置するのか?

宇都宮市内の市立小学校の数は68校、中学校は25校、全部で93校です。そのすべての学校に防犯カメラを設置しています。正門はもちろん、通用門などの出入り口に2台~4台、計247台の防犯カメラを導入しました。

出入り口に防犯カメラを設置すれば、不審者の侵入をすぐに発見することが出来るので、子供の安全を守ることが出来ますよね。

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運用方法は?

職員室に防犯カメラの映像を映し出すモニターを設置し、画像データは二週間保存されます。各学校の校長が管理責任者となり、緊急時や「やむを得ない」と判断した場合だけ閲覧する仕組みです。

校内の出入り口付近に防犯カメラがあると、子供たちの顔や洋服などの個人情報が映像として記録されます。二週間で消えると言っても、子供たちの個人情報が漏れないように、データの取り扱いには注意が必要です。

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狙われる子供への安全対策

防犯カメラで盗難被害から子供を守ろうとする宇都宮市の試みは、全国的にも評価されるべき取り組みではないでしょうか。

防犯カメラが正門前にあるだけでも、不審者が侵入しづらくなりますし、犯罪を犯そうとする人間が場所の下見をするためにウロウロしていたら、その場ですぐに捕まえることも出来ます。小学校や中学校に通う子供は、まだ大人の力に勝てるような体格ではありません。子供を狙った犯罪から守るためにも、学校に防犯カメラを設置するのは有効な手段ではないでしょうか。

学校にまつわるトラブルは、年々増加傾向にあります。ここ最近で最も多いのはSNSに関連した「ネットいじめ」ではないでしょうか。不審者の侵入を防ぐためには、出入り口付近に防犯カメラを設置するのは有効ですが、教師からの理不尽な暴力やクラス内でのいじめなど、まだまだ課題は山積みです。

学校の「死角」で起きる様々な事件。海外の学校ではすでに教室内に防犯カメラが設置されている学校もあります。日本の学校でも教室内に防犯カメラを設置する日が来るのも、そう遠くないのかもしれません。

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【ニュース引用元】
産経ニュース > 市立小中全校に防犯カメラ 宇都宮市、相次ぐ盗難事件受け設置

現代の学校において、防犯カメラは必需品といえるのかもしれませんね。
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