周りはどのくらい意識してる?防災への備え




南海トラフ地震が発生する可能性が高いといわれておりますが、2016年の熊本地震、2018年には北海道胆振東部地震と、近年では日本各地で災害が発生しています。

ニュースなどの情報を見ることにより災害への意識があっても、実際に自分の地域に降りかかるのは、ある日突然の出来事といっても過言ではありませんが、防災について色々と備蓄するご家庭も増えました。

ここでは、諸外国にも触れながら、日本全体の防災意識について考えていきましょう。

防災グッズについて

日本では、近年大きな震災が各地で発生しているのもあり、国民には災害に備えるという意識が年々高まっています。店頭やネットストアでは、さまざまな防災セットが販売されている現状。防災関連の広告も見かけるようになりました。

のぶこ
セット物には色んなものが入っているけど、どれを選んだらいいんでしょう?
防犯部長まさる
単品として販売されているグッズもさまざまですが、現代における日本事情に見合ったセット物ですよね。こればっかりはそれぞれの判断によりますが、人数に応じて考えてみては?例えば人数が多ければ多いほど水とトイレは特に困るものですよね?

大手のショッピングモールで販売されている防災セットを一通り調べてみました。

防災セット 1
多機能ライト
5年保存水 500ml×4本
缶詰ソフトパン×3缶
食品加熱袋
加熱剤
非常用簡易トイレ×3
アルミブランケット
マルチツール
エアーまくら
アイマスク耳栓
スリッパ
非常用給水袋
緊急用呼子笛
レジャーシート
レインコート
カイロ
布ガムテープ
三角巾
単3乾電池
アルコール除菌ジェル
マスク
救急セット
緊急時連絡シート
防災アドバイス
水のいらないシャンプー
マスク
救急セット
緊急時連絡シート
防災アドバイス 
防災セット 2
白米×5
非常用飲料水 500ml×5本
栄養食×5本
発熱剤セット
レスキューシート
多機能マルチツール
非常用簡易トイレ
救急手当9点セット
作業用軍手
非常用ホイッスル
ソーラーライト
多機能ライト
水のいらないシャンプー
防災セット 3
多機能ライト
AM/FMラジオ
緊急サイレン
高輝度LEDランタン
簡易寝袋&アルミシート
防災用エアーマット
7年保存水 500ml×3本
5年保存アルファ米×3
ライスクッキー
野菜ジュース
簡易トイレ
目隠しポンチョ
救急セット
体拭きシート
マスク
軍手
レインコート
ウォーターバック
乾電池(単三×4)
防犯部長まさる
今回比較したセットは、どれも1人用です。
のぶこ
結構色々なものが入ってるのですね。でもうちは女の子3人だから、女性として困ることは細々とあるので厄介です。
防犯部長まさる
必ずしもセット物が正解という訳ではないんですよ。そこに自分なりに追加しても良いですし、こういったものを参考として一から揃えても良いでしょう。
アメリカの防災グッズは?
アメリカでは、建物が倒壊した場合でもがれきの下から取り出しやすいという視点から、バッグではなくポリバケツやプラスチックのケースに入れることが推奨されているようです。

この方法は、日本でも震災後に浸透し始めました。

中身ですが、救急箱・水のボトル数本・非常食・毛布数枚などを入れているのだそう。大きな容器に、大胆に荷物を詰め込んでいるという印象を受けますが、これは広い家の多いアメリカならではの方法かもしれません。

もしご自宅でこの方法を導入するなら、マンションのベランダや建物外に設置している物置など、充分な収納を確保できる場所をお薦めします。

幼少期からの意識づけ~避難訓練

学校の階段

幼稚園や保育園、小学校などで避難訓練を経験した覚えのある人は多いのではないでしょうか?

のぶこ
三女が小学生なんですけど、こないだ学校で避難訓練をしたばかりですよ。ふざけていた男子が先生に怒られてたって話してました。
防犯部長まさる
必ず1人ぐらいはいるんですよね。おふざけが入ってしまうお子さん。私の小学校時代にも…私がその立場でした。いつの時代も変わらないですね(笑)

災害に対する心構えは、幼少期から避難訓練という形で意識づけされていますが、その訓練はまず整列して体育館やグラウンドに集まるという流れが多いかと思います。

団体行動でまとまりある行動を重視するのが、いざという時に団結力を強化するということに繋がるのでしょう。

のぶこ
グラウンドに集まったあとは、校長先生のお話が長くて疲れたって言ってましたよ。
防犯部長まさる
校長先生のお話だったり、消火器を使った実施訓練など…、これらは日本特有のものなんです。外国人からみると、珍しいといわれています。
どのような災害が発生するかを予測した訓練
外国では、ニュージーランドやアメリカ合衆国のカリフォルニアなど、過去に大きな地震のあった場所では、定期的に地震に対する避難訓練が行われているようです。太平洋に浮かぶハワイでは、津波を想定した訓練が定期的に行われているそうです。

ビシッと整列することから始まる日本の訓練とは違い、緩さを持ちながら行う国が多いといいます。

国によって意味が違う標語

学校での避難訓練ではさまざまな標語があるかと思います。

2015年に発生した阪神淡路大震災のあとに、教育指導ガイドラインに「おはし」という標語が掲載されました。その意味は

  • おさない(押さない)
  • はしらない(走らない)
  • しゃべらない(喋らない)

だといいます。

そして2018年現在では、この標語に一文字足した「おはしも」または「おかしも」が主流だといいます。

  • おさない(押さない)
  • はしらない(走らない)
  • しゃべらない(喋らない)
  • もどらない(戻らない)
  • おさない(押さない)
  • かけない(駆けない)
  • しゃべらない(喋らない)
  • もどらない(戻らない)

また、更に一文字追加して「おかしもて」も浸透しています。

  • おさない(押さない)
  • はしらない(走らない)
  • しゃべらない(喋らない)
  • もどらない(戻らない)
  • ていがくねんゆうせん(低学年優先)
防犯部長まさる
落ち着いて安全な場所に移動すること。危険な場所には近寄らないこと。そして弱い子を守るという意識を、訓練から学んでいるのですね。
Stop Drop and Roll その意味は?

アメリカの火災訓練では、「Stop Drop and Roll」(止まれ 倒れろ 転がれ)という言葉で、火災でのやけどの怪我を最小限にする方法を教えているのだそうです。

  • とまれ(止まれ)
  • たおれろ(倒れろ)
  • ころがれ(転がれ)

日本の安全性を重視した考えの一報で、怪我したときの対処方法を教えているアメリカ。これぞお国柄の違いと言えるでしょう。

常に心の片隅に…防災意識のまとめ

日本人の防災の意識は、避難訓練をすることによって子どもの頃から学んでいます。急に発生した災害に対して少しでも学んだ訓練を活かす行動ができたら良いですね。防災グッズもさまざまなものが販売されています。長期保存できる非常食ですが、定期的にチェックして賞味期限切れにならぬよう気をつけましょう。

噴火、地震、津波―――。いつどこで何が発生するかは予期しているものの、核心持っていえないのが自然災害です。急な災害にパニックになるかもしれませんが、自分たちの暮らしに必要な備え、そして落ち着いた行動をとれば乗り切れる!そう信じましょう。