日本vs海外 防災事情の違いは?




 

災害に備える=「備災」への意識は同じでも、その方法は住んでいる場所によって、ちょっとずつ違いがあるかと思います。
国が違えば、考え方や様式も違う…かもしれません!そのあたりを比較していきましょう。

海外における防災グッズ事情とは?

まず防災グッズです。

日本では、震災以前はリュックサックやバッグなどに、ひと通り必要そうなものを詰め込んでいたことと思います。
ここでは、アメリカ合衆国からの情報と比べてみましょう。

アメリカでは、バッグではなくポリバケツやプラスチックのケースに入れることが推奨されているようです。このような方法は、万が一建物が倒壊した場合でもがれきの下から取り出しやすいのです。これは、日本でも震災後に浸透し始めましたよね。

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気になるその中身ですが、救急箱・水のボトル数本・非常食・毛布数枚などを入れているようです。大きな入れ物に、大胆に荷物を詰め込んでいるという印象を受けますが、これは広い家の多いアメリカならではの方法かもしれません。

このような方法を日本で取り入れるならば、マンションのベランダや建物外に設置している物置など、充分な収納を確保できる場所をお薦めします。

地震や津波などを想定した避難訓練

お次に、「防災といえばこれ!」といえる避難訓練を取り上げてみます。

外国では、ニュージーランドやアメリカ合衆国のカリフォルニアなど、過去に大きな地震のあった場所では、定期的に地震に対する避難訓練が行われているようです。そしてハワイでは、やはり津波を想定した訓練が定期的に行われているそうです。

しかし日本の訓練が軍隊式とも言えるほどビシッとしたものであるものに対して、海外ではやや緩い雰囲気で行われることが多いようです。さらに日本では定番ともいえる、《整列して校長先生のお話を聞くこと》《消火器を使った実地訓練》は、外国の人から見ると珍しいと言われています。これもある意味お国柄なのかもしれませんね。

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学校で学ぶ標語における意識の違い

そして、学校での避難訓練ではさまざまな標語がありますよね。

最近では「おかしも」(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)などが有名ですが、アメリカの火災訓練では「Stop Drop and Roll」(止まれ 倒れろ 転がれ)という言葉で、火災でのやけどの怪我を最小限にする方法を教えているのだそうです。

日本が「危険にはできるだけ近寄らない」という方法をとっているのに対し、「万が一怪我したときの対処方法」を教えているアメリカ。

これぞまさしく、お国柄の違いと言えるでしょう。