防犯性の高い「セキュリティ・アパート」とは?

低家賃を実現するため、今まで防犯性が重視されなかった賃貸アパート。

しかし最近では「セキュリティ・アパート」と呼ばれる高い防犯性を実現した物件も増えています。では実際にどのような防犯設備を備えているのでしょう?

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最近まで賃貸アパートのセキュリティは残念ながら高くありませんでした

近年、日本を騒がせる凶悪事件の影響を受け、防犯意識の高まりと共に、防犯カメラの設置や、防犯システムの導入などが進められています。都心部はもちろん、地方でもその動きは高まっており、今や会社や商店だけでなく、一般の住宅でもセキュリティシステムが導入されるようになりました。

その中で賃貸アパートは、1人暮らしの世帯が多いこと、日中は仕事で留守にしていることが多く、隣接する住民との付き合いも希薄なことから、泥棒に狙われやすいと言われています。今まで賃貸アパートは、低家賃を実現するために、防犯性があまり重要視されていませんでした。

しかし、最近になって漸く防犯性の高さを売りにした、賃貸マンション・アパートが増え、入居する際に安全性を住人が選択できるようになりました。

防犯設備協会が推奨する、アパートのセキュリティ強化策とは

ところで唐突ですが皆さんは、「防犯設備協会」というのをご存知ですか?

防犯設備協会とは、正式には「公益社団法人日本防犯設備協会」といい、警察庁所管公益法人です。警察等が推進する地域安全活動の支援や、防犯設備の推進、防犯意識の向上を目的とし、全国に38の拠点があります。

ちなみに宮城県には「宮城県防犯設備士協会」が下部組織として存在し、宮城県の防犯活動に尽力しています。

この防犯設備協会が、アパートなど集合住宅のセキュリティを強化するために必要な条件として挙げているのが、
1.侵入されにくい構造・設備の完備
2.外部への連絡手段の完備
です。

例えば1.では明るさや見通しの確保、扉や窓ガラスの防犯性強化が、2.では屋内から屋外への防犯ブザー設置などが必要だとしています。

セキュリティ・アパートと呼ばれるために

では、セキュリティ・アパートとも呼ばれる、セキュリティが充実したアパートでは、具体的にどんな設備を備えているのでしょうか?

福岡県の防犯設備士協会が認定した基準によると、例えば明るさに関して言えば、

  • 駐車場・駐輪場・屋外道路:3ルクス以上(4m先の歩行者の顔や挙動がわかる程度)
  • 共用出入り口(屋外)・室内廊下・階段:20ルクス以上(10m先の人の顔、行動が識別できて、誰かがわかる程度)
  • 共用出入り口(屋内)・エレベーター:50ルクス以上(10m先の人の顔、行動が明確に識別できて、誰かが明確にわかる程度)

 

見通しの確保では、屋外道路・共用出入り口:公共空間からの見通し確保

その他屋上の施錠、窓には補助錠やアラーム、共用出入り口やエレベーターへの監視カメラの設置、内玄関や浴室、寝室には屋外の警報装置と連動した緊急ボタンの設置などが、具体的な対策として挙げられています。

アパートを選ぶ際には、ぜひこのような点に注意して、入居を決められることをおすすめします。

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