宮城県で子どもを犯罪から守る条例制定へ




身も心も傷つけられてしまう強姦。もし被害にあっていたとしてもなかなか自分の口から言い出すことができずに、泣き寝入りする場合も多いといいます。

ましてや親族間や顔見知りでそれが起きた場合にはさらに言いにくいことも。そんな親族、顔見知りでの強姦が増えています。

強姦の半分は面識あり

11月13日に閣議で決定した2015年版の犯罪白書によりますと、2014年の1年間の刑法犯は12年連続で減ってはいるものの、強制わいせつの検挙件数は、2013年よりも増えており、統計を始めた1966年以降で最も多い結果となりました。

そのうち、強姦事件の容疑者が親族や顔見知りなどの面識のある関係の割合は50.9%で、20年前から比べると28.3ポイントも上昇してしまっています。

法務省の担当者によりますと、「被害者への配慮や相談態勢が充実し、被害を報告しにくかったケースが事件化されるようになったのではないか」と分析しています。

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宮城県ではこどもを守る条例制定へ

性犯罪などの犯罪から子どもたちを守るべく、宮城県ではこどもを犯罪の被害から守る条例を2016年1月1日から施行します。

この条例は、13歳未満の子どもの心身が未成熟なため、犯罪の危険を回避する能力が低いことを考えて犯罪を規制し、子どもが安心安全に過ごせるよう地域社会を作っていくものです。

このような条例は宮城県以外に奈良、大阪、栃木にしかなく、この先行する3県の条例を踏まえて制定されました。

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禁止されている行為はどんなもの?

この条例によって禁止されている行為とはどんなものでしょうか。

甘い言葉や嘘を並べて子どもを誘い出し、人目につかない場所や人気のない場所へ誘い込もう、誘い出そうとする行為です。

また、しつこく名前を聞くなどの義務がない行為を執拗に要求したり、言いがかりをつけたり、むやみに身体や衣服、所持品を掴む行為、通路に立ち塞がったり、つきまといをすることが禁止されています。

「こどもを犯罪の被害から守る条例」を破るとどうなる?もしこの条例を破るとどうなってしまうのでしょうか。

禁止行為のうちの、言いがかりをつけたり、むやみに身体や衣服、所持品を掴む行為、通路に立ち塞がったり、つきまといをすると、30万円以下の罰金または拘留、もしくは科料が科されます。

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条例を作ると同時に、それぞれ個人でも安全対策を考えましょう。
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