●事務所内に隠しカメラを設置して社員の不正を監視したいのですが可能でしょうか




「売り上げのお金が毎月のように抜き取られています。誰がやったのか分かりません。」そう話すのは、某飲食店でエリアマネージャーを任されているMさんです。

防犯部長まさる
明らかに帳簿と収支があわず、どうしても従業員の誰かが、レジから売り上げ金を盗んでいるとしか考えられないといいます。内部の人間ですと、犯人が特定されても後味の悪いものになりそうですね。

レジの売上が盗まれている

相談者 仙台市青葉区在住の40代男性、 飲食店のエリアマネージャーを任されている
相談内容 社員の不正を監視したい。
設置場所 店内のレジ周辺

仙台市青葉区にある会社で働いているMさんは、大学生の頃からバイトをしていたことが縁で、約10年前に社員として働き、今では地区の店舗すべてを統括するエリアマネージャーとしてて働いています。           

Mさんの勤めている業種は飲食店。全国でいくつもの店舗を持つ大きな企業です。中でもMさんの受け持つ地域の店舗は、どこも立地条件が良いところばかりで、忙しい日々でも遣り甲斐を感じているといいます。

勝手知ったる地域で安心して責任感ある立場として勤めていたMさんでしたが、ある事件が起きたのです。それは、とある店舗の売上金が毎月のように無くなるということ。

それを知ったのは経理担当の社員からの報告でした。「毎月の決算の際に明らかに収支が合わない。どうしたものか…。」と私に相談を持ちかけてくれたのです。

防犯部長まさる
従業員を信じたい気持ちから、おつりを間違えたのでは?と思う一方で、もしかしたら盗まれたのだろうか?という不信感も芽生えたという相談者のMさんです。

その店舗の近隣には、他にも飲食店がいくつもあります。また、オリジナル商品が置いてある雑貨屋、老夫婦が営む和菓子屋などと、独自性がある店が並んでいます。古い物から新しい物とがバランスをとりながら活気を保っている地域ということから、その店舗の売上げは非常に良いといいます。

しばらく様子を見ましたが、定期的に1万円ほど無くなっていることが判明しましたと、頭を悩ませているMさんの姿がありました。

内部犯行は犯人特定が難しい

その店舗には、正社員が3名、そしてバイトが18名が働いています。この中に売上金を盗んだ犯人がいるということは明白でした。

しかし、それぞれが「やっていない」とのこと。

 犯行に及んだのが内部者だと、いつどのタイミングで盗まれているのかは、人数が多いだけに特定するのが難しい現状があります。

近年、SNSなどでバイトどころか社員による悪質動画が問題視されています。勤務態度が全体的に低下している世の中なのかもしれません。

レジの売上金を盗む行為は、立派な犯罪です。特定できないとなれば、立証できる確かな証拠が必要です。バイト時代から働いているということもあって、社員はもちろんバイトも1人1人信じたいという気持ちがあるMさんですが、どうしても疑念を抱いてしまいます。

証拠をおさめなくてはいけません

 
その店舗の従業員は皆モチベーションが下がり、段々と売上が落ちてきました。それぞれが窃盗の容疑者として疑いをかけられ、その状況で仕事をしているからです。ギズギスした空間で、小さなミスやトラブルが増えてきているようです。

打開策として、レジ周辺に防犯カメラの設置を考えたMさん。まずは、これ以上不正をさせない、クリーン化を計りたいとのことでした。

これまで防火対策はしているものの、防犯対策をとっていなかったのだそう。社内会議で提案をして全店舗に設置することにしたそうです。

費用はかかりますが、犯行に及んだとしても映像が立証でき、それ以前に犯罪の抑止力にもつながります。また、従業員としても疑われることなく安心して働けることでしょう。