用心棒

用心棒は、時代劇に登場することが多い存在でしょう。よく「先生、お願いします!」と言われて登場する剣豪がいますが、あの剣豪が用心棒になります。用心棒は今で言うボディーガードのことで、時代劇では、雇われて、雇い主を守るという役割になっています。

この用心棒を描いた映画作品が黒澤明監督の「用心棒」です。映画の舞台は、上州の宿場町になります。二つのやくざが宿場町で勢力争いをしているところに、浪人の桑畑三十郎が登場するのですが、この桑畑がなかなかのやり手です。

二つのやくざに対して自分を用心棒として売り込みながら、同士討ちに持っていこうとするのです。そこに、ある男が帰郷するという先が気になるストーリーになっています。

この作品の凄いところは、リアルな殺陣を追い求め、その完成形を見せたところでしょう。一度斬ったぐらいでは人は死なないという考えから、一人につき二度斬っています。

さらに、刀の惨殺音を使用したり、殺陣シーンで、刀をすれ違いざまに振り下ろして静止した後、片方が倒れるという描写をはじめて行ったのがこの作品です。ケヴィン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが共演したことでも有名なボディーガードでは、二人が映画館で黒澤明の「用心棒」を見ています。

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